2022.09.13
夏の暑さからも解放され、朝晩涼しくなって来ました。
蝉の声もいつの間にか聞こえなくなり、秋らしい雲へと変化しています。
ここ数年、コロナ禍であることも一因ですが、自然を求めて登山に行く機会があります。
8月のお盆時期にも長野県へ登山(小学校4年生の息子と一緒なので、本格的ではありません。)へ行きました。どこの登山口から入山し、休憩場所やトイレの場所、途中の登山道はどの様な場所なのか、全行程はどの位の時間を要するか、体力的に無理のない行程か否か等、1カ月以上前から情報収集し、準備を進めます。登山する上で天候は非常に重要な要素で、標高2,000Mを超えた場所ですと、下界とは気温もさることながら空気まで違います。バックパックに入れる持物もあらゆる状況を想定し、非常に重量が嵩みます。今回は完璧な天候とは言えず、常に靄がかかり、視界が良いとは言えない状況での登山でしたが、時折見せる壮大な景色に癒され、標高2,430Mにあるケルンまで無事に登ることが出来ました。ひと夏の想い出として、次はどの山に登ろうか!登る前の準備が楽しいです。
何事もいかに準備をし、最善を尽くせるか、どんな状況変化にも対応できる心の準備と物理的準備が大切です。しっかりと準備をして臨んでいる者は理路整然とし、短時間で、伝達力も高く、明快です。登山の場合、準備を怠って臨んだ場合、迷走したり、大きな怪我に繋がること、命まで落とすことさえもあります。何ら準備をせずして臨むことは痛みを伴う非常に高リスクな行いであるということです。
しっかりと最善な準備をして臨みましょう。